
Panasonicと蓄電池
近年、日本の各家庭で、CO2排出量削減対策・電気代節約対策として、「屋根設置式太陽光発電システム」が注目を浴び、大幅にその設置件数が伸びています。
世界的な、地球温暖化対策の一つとして、2025年4月からは、東京都の新規建築住宅については、「義務化」が始まるとの動きがあり、都民をはじめ、多くのかたの関心を「太陽光発電」システムは集めています。
又、家庭用以外にも、農地や山林だったところに、大型の太陽光パネルを建設・設置して大規模な太陽光発電システムを稼働させている風景も、よく見かけるようになりました。
こないだまで「田んぼ」だったところが、いつのまにか、太陽光パネルで埋め尽くされているのは、目にすると、驚きです。
太陽光パネルは、風景をそこなうという理由で、その建設に反対する動きもあります。
それに、伴い、発電した電気を貯める為の「蓄電池」が、各家電メーカーから発売されました。今回は、その中で、「パナソニック」社が発売している「蓄電池」システムについて、その特徴・メリットについて詳しくお伝えします。
太陽光発電は、蓄電と併せて、ひとつの「システム」として販売されています。
住宅用太陽光発電システム
住宅の屋根に太陽発電パネルを設置して発電をするシステムです。
住宅用蓄電システム
住宅用太陽光発電システムで発電した電気を効率よく蓄電するシステムです。パワーコントローラーを含むシステムです。
V2H蓄電システム「eneplat」(エネプラット)
Vehicle(車) to Home(家)の略で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載されているバッテリーで蓄えた電力を家庭で使用するシステムの総称です。(或る意味では、電気自動車を蓄電池の変わりに使うこともあります)
V2H蓄電システム「eneplat」は、日中、太陽光発電で生み出した電力を蓄電池または電気自動車に蓄え、夜間などに住宅内へ放電できる自家消費機能を搭載しています。また、蓄電池または電気自動車に蓄えた電力を、停電時のバックアップ用電源として住宅 内で活用することもできます。
電気自動車の普及を取り入れた、最新のシステムです。
電気自動車(EV・PHEV)充電設備「ELSEEV:エルシーヴ」
電気自動車EVや、ハイブリッドタイプ電気自動車PHEV)を充電する設備です。電気自動車の充電設備は、増えていると言いながら、まだまだ足りません。そこで、自宅でEVの充電を行うシステムです。
リチウムイオン蓄電システム(スタンドアロンタイプ)
リチウムイオンを利用した蓄電システム。USBコンセントを搭載しています。
USBコンセントから、直流の電気を利用できます。家電の仲間に入るようなカメラやオーディオ機器は、直流電源、USBで動くものが増えていますね。
e-block(イーブロック)
持ち運べて、必要なときに必要なだけ使えるバッテリーです。
災害時や停電時にその威力を発揮します。
Panasonicの蓄電池の特徴

引用元:photoAC
- 上記の6種類の製品の中から、いくつかの製品を組み合わせて、太陽光発電・蓄電システムを構築できるので、家庭の環境・目的に併せて、ヴァリエーションの広い、最適の発電・蓄電連携システムを造りあげることができます。
- 15年~25年の長期無償保証がついているので、信頼性が高く・安心して使うことができます。結果として、コストパフォーマンスが良いに、繋がります。
- 発電することと、蓄電することを効率良く連携できるシステムなので、無駄がありません。電気料金の節約には、大きな助けとなりますね。)
又パナソニックは、太陽光発電システムの設置後の発電量を保証していることから、その製品・技術に対する自信のほどが、うかがい知れますね。
ペットを飼っていて、昼間はペットだけになる生活環境の方
ペットのために、昼間も、エアコンをずっと運転しているので、太陽光発電なしでは、電気代が高額になります。ペットを飼っていなくても、エアコンを一日中運転する必要のあるご家庭にお勧めです。
地域の事情で、台風等の災害時に「停電」を経験したご家庭の方
「停電」が突然発生した場合でも、パナソニックの発電・蓄電連携システムは、瞬時に、停電時のバックアップシステムの蓄電池からの電気供給に切り替わるので、冷蔵庫内の食品を低温保存し続けることができます。停電が長く続くと、用冷凍・要冷蔵食品は、食べられなくなっていまいます。
電気自動車をご利用中、または購入検討中の方
パナソニックの「V2H蓄電システム」は、太陽光発電で発電・蓄電した電気と、EV車で発電・蓄電した電気を、両者を統合して効率よく電気を生かすことができます。
CO2削減を目的とした場合の最適なシステムです。
オール電化環境の生活を目指している方
ガスを使わずに、調理には、電磁調理器を使い、お風呂は、蓄熱システムを使い、お風呂も電気で沸かす環境が可能です。電気代が高額になるので、パナソニックの太陽光発電・蓄電システムがお勧めです。
携帯用ガスコンロや携帯ガスボンベが安価で手に入るので、ガスなしの生活は可能です。
東京電力等の各電力会社では「オール電化割引」という電気料金の割引を用意しているので、オール電化住宅のかたには、この割引が適用されます。
ガスを使わないので、火災発生のリスクが無くなるので、高齢者だけのご家庭には、ガスなしの生活環境はおすすめです。
まとめ

引用元:photoAC
太陽光発電ー蓄電システムは、家電メーカー以外にも動力機器メーカー等がシステムを販売しています。
今回、ご紹介したパナソニックは、パナソニックに社名変更をする前の「ナショナル」の時代から、「ナショナル住宅」等、住宅分野での経験の豊富な企業です。
太陽光発電ー蓄電システムは、家庭向けのシステムですから、この分野での経験が豊富なメーカーのものは、使用者の立場で作られたシステムなので、安心できます。
屋根設置の太陽光モジュールについては、25年の保証がついています。
家電等では、製造後8年で修理を行わないので、驚異的な年数ですね。
パナソニック株式会社は、パナソニックグループに属し、グループ全体の従業員数は約24.3万人という、巨大なグループを構成する企業なので、大きな安心感があります。
住宅は、建ててから50年以上の耐久年数があるので、50年以上の経験のある企業は信頼性が高く、そうゆう意味で、住宅の設備機器システムを選ぶには、信頼性が充分の会社です。
太陽光システムは、50年以上、使い続けるシステムですから、メーカーを選択するには、どういった方法が良いのでしょうか?
パナソニックの太陽光ー蓄電システムの評判を得るためには、ご自身と取りひきのある工務店、建築業者に、アフターサービスも含めて、評判を聞いてみる事が、自分が納得できる答えを得る為の、一番近道であると思います。
私自身、借家ですが、パナソニックの太陽発電システムが稼働している住宅に10年近く住んでいます。この経験に基づくと、パナソニックの太陽光発電ー蓄電システムは、自信をもってお勧めできます。